ハイランドの幻の銘酒 グレネスクGlenesk 1984コニッサーズチョイス

《ゴードン&マクファイル コニッサーズチョイス グレネスクGlenesk 1984》 数あるメルカリの商品の中から、 ご覧いただき、ありがとうございます。 モルトファンでも、グレネスクという蒸留所名に馴染みのない方は多いかもしれません。もともとメジャーとはいい難い蒸留所でしたが、1992年に閉鎖されてしまい、今日ではますます入手が困難なシングルモルトになっています。かつては、ブレンデッドウイスキーのVAT69の核となる原酒でしたが、現在このブレンデッドにグレネスクは使用されていません。 この蒸留所には、ユニークな点が2つあります。その1つは、ある時期モルトウイスキーではなく、グレーンウイスキーを製造していたことです。モルトとグレーンとを並行して製造する蒸留所もそれほど多くはありませんが、蒸留器をそっくり入れ替えてしまったという例はさらに少なく、過去にも数えるほどしかありません。1938年にグレーンの製造を開始、1964年頃には廃止されました。その後は再度蒸留器を入れ替えて、モルトの生産を再開します。しかし1985年に操業を停止、蒸留設備のほとんどは撤去されてしまいました。同年に、精麦会社のポールズ・モルト社に売却されています。 2つ目は、蒸留所名が何度も替わった点です。創業当時はハイランド・エスクという名前でしたが、その後ノース・エスク、グレネスク、モントローズ、ヒルサイドと改名を重ね、1980年には再度グレネスクに変更されました。ここまで次々と名前が替わった蒸留所は、他に例がありません。ちなみにモントローズという蒸留所名だったのは、グレーンウイスキーを造っていたときです。 すっきりと甘い麦の香りを放ち、かすかにピーティで、アペリティフにはぴったりのキャラクターに仕上がっています。 グレネスクはストックが尽きれば永遠に飲めなくなる希少なモルトです。さらに20年の長熟モルトともなれば、今のうちにぜひ飲んでおきたいモルトのひとつですね。 参考価格 （閉鎖蒸留所・入手困難）グレネスク31年[1984]　クーパーズチョイス 70,550円 ※写真での現状確認お願いします。商品の性質上、また、すり替え防止の為、返品対応は出来ませんので予めご了承下さい。 #シングルモルト #ハイランド #ヒルサイド #閉鎖蒸留所 #長期熟成